M.Zukko 25mm F1.2 Proと同45mmを借りたので前回は近接撮影のテストをしたが、今回はそれらを持って街歩きをしてきた。早速だが、これは25mmの開放F1.2の例だ。50cmくらいの消火栓を撮るにあたっては、開放だと背景がボケすぎるくらいボケるのと、そのボケ味が綺麗なのがわかる。
25mm F1.2と45mm F1.2の近接描写
大口径レンズを使ってみたいなと思い立ち、サブスクリプションサービスで借りてみた。オリンパスのM.Zuiko 25mm F1.2 ProとM.Zuiko 45mm F1.2 Proだ。双方とも、でかくて重くて高いがよく写ると評判のレンズである。25mm F1.2はいわゆる標準画角レンズで、各所のレビューによると、解像度と透過率はいまいちだが、ボケ質が素晴らしいのと、軸上色収差が少ないのが美点だそうな。45mm F1.2はいわゆる中望遠レンズで、各所のレビューによると、透過率はいまいちだが、ボケ質と解像度が素晴らしいのが美点だそうな。実際どうか確かめたい。今回は近接撮影の描写を比較する。STFモードでの比較も行う。
画角とSTFモード
どんな画角が使いやすいかというのは好みと慣れの問題なので、一般論としての結論は出せないだろう。その上で、自分にとってはどんな画角が使いやすいかというのは決めねばならない。なぜなら予算も体力も有限であり、買ったり持ち運んだりするレンズは選択せねばならないからだ。さて、STFモードをより楽しく撮るという課題を掲げて活動している今日この頃だが、もうちょいボケさせるためにレンズを買い足すことを検討している。ボケを大きくするためには大口径の単焦点レンズが必要となり、予め画角の選択をしなければならない。ということで、同じ被写体を同じ大きさに映るような距離で撮った場合に背景の写りがどう変わるかをあらためて確かめてみた。