豪鬼メモ

一瞬千撃

節分の儀 2018

今年もまた鬼が来た! しかも地獄の獄卒、牛頭馬頭の馬頭鬼がはるばる来襲したのである。怖ろしい嗎、逃げ惑う子、立ち向かう子。節分とはかくありなん。全例E-M10とLeica Summilux 15mm。
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午前中は平和に始まった。「今日は鬼が来る日だよ」と伝えてあったので、下の子は気が気でない様子だったが、図書館に行ったりして普通に過ごす。
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下の子の幼稚園のお店屋さんごっこ作品展示会にも行った。編み物とか人形とか、小さい手で作っている姿を想像すると微笑ましい。
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祐天寺の総菜屋で恵方巻きを買い、南南東を向いて食べた。恵方巻きなんてコンビニ業界の策謀だと言う話を子供にしつつも、それを言ったらバレンタインは製菓業界の策謀で、年賀状は郵便局の策謀なわけで、気にせず楽しむのも一興だと伝えた。
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家に帰って、子供はリビングルームで宿題とドリルを、私は書斎で仕事をするということに。突然鬼が来るといけないから、豆を備えておいた。そして、しばらく経ってから、ドアをガタガタと揺さぶる音が。案の定、鬼が家に入って来てしまった!
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下の子は怯んでいたが、上の子は早速応戦。一進一退の攻防が続いた。
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激しい豆つぶての中、鬼も負けじと吠えるも、ついに下の子まで参戦してきたので降参して逃亡した。かくして平和は取り戻された。
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部屋を掃除してから、年の数だけ豆を食べ食べ。去年の写真と比べてみると、上の子がめちゃ成長している。
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夜は、2月の誕生日さんである私と下の子のためにパーティが開催された。代田橋のビストロ・ミル・エテにてシェフのおまかせコース。子供なのに贅沢だ。
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家に帰って、誕生日プレゼントの贈呈式。子にはマムートのバックパックとキャスキットソンのコインケースとスキーキャンプに行ける券、私には土屋鞄のキーケースをいただいた。ありがたや。下の子だけスキーキャンプに行かせるのはちょっと気が引けたので、上の子も便乗して別のキャンプに行けることにした。
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さらにさらに、上の子と下の子の共有物としてキッズ携帯もプレゼント。子供なのに贅沢だ。ただ、これで留守番や塾への通学も少しは安心できるかなと。
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節分の日なんて一般的にあまり特別な日ではないのかもしれないけど、今年の当家はやたら大充実だった。節分が過ぎたらもうすぐ春がやってくると思うと、それだけで幸せな気分になりますな。寝る前に下の子が私のクローゼットを勝手に開けて鬼の抜け殻を発見してしまったのがちょっと痛い。

それにしても、LS15はやはり日常の記録に使いやすくていい。やれ解像力だ色収差だと詳しく調べた割には、描写力を活かした写真になっていないが、撮影者がそのような感性だったという事実の記録でもあるからよいのだ。