豪鬼メモ

一瞬千撃

若洲公園

なぜか意識高い系の上の子が中学校の学校見学に行っている間、下の子を連れて遊びに行くことになった。どこに行くか相談したところ、またも若洲公園ということに。新木場なんて地の果てになんでわざわざと思いつつ理由を聞くと「楽しいから」とのお答え。なるべく子供の意思を尊重する当家としては、そう言われては仕方がない。「遠いから」では「楽しいから」には勝てないので、行くことに。
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ところで上の写真は不自然である。逆光なのでそのままでは顔が暗くて適切に映らなかったからフラッシュを炊いたのだ。いわゆる日中シンクロというやつだが、カメラ内蔵フラッシュを使うと、光源がレンズとほぼ同じ位置にあることで影が全く映らなくなる。それによって立体感が失われてしまう。さらに、すでに日が傾いて環境光が暖色に傾く中でフラッシュの色味が相対的に寒色に傾くことによって、人物が青みがかって見えてしまう。リフレクタがあれば環境光とほぼ同じスペクトルの光を任意の位置から照射できるのでより自然な感じになるのだろうが、子供とランチをしている時にそんなものを出すのは現実的ではないし、そもそも持っていないので、ちょっと不自然なのは仕方ない。それよりこの子のグッジョブな表情を捉える方が重要だ。

Lightroomでいろいろいじるとこんな感じで色味は修正できるが、のっぺり感はどうしても除去できないな。人物のトーンはうまく出せたにしても、なんか合成写真っぽくなってしまった。素晴らしい東京ゲートブリッジと愛しい我が子を同時に写したい気持ちがありつつも、両方うまく撮れてない。でも楽しい感じは伝わるので努力賞を自分にあげたい。
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フラッシュを使うとなると光量の調整やら画角や絞り値やシャッタースピードの設定やらで試行錯誤することになるのだが、理論的なことがあんまり理解できていないのでかなり難しい。いろいろ試している間に被写体の機嫌を維持するのも難しいのだが、そのスキルだけは上がってきた。ナイスな笑顔をいつもありがとう。
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若洲公園と言えば面白自転車コーナー。ラインナップが全然変わらなくても毎回楽しく遊べる。この昭和的な世界観って東京だとなかなかない気がする。私が小さい頃は飯能の宮沢湖にあった同じようなコーナーに時めいたものだ。
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面白自転車のあとはレンタサイクルで公園一周。6kmのコースなので幼児にはなかなか良い運動になるのだが、体力が取り柄の下の子には楽勝である。といっても、頑張らせるために中間点でおやつを食べることは提案しておいた。一通り走ったらもう影が長く伸びていた。
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締めに遊具コーナーに行って遊ぶ。またも、壮大な風車と愛しい我が子を同時に納めたい欲求に駆られて試行錯誤するが、うまくいかない。二兎を追うものは一兎を得ず。
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この日の一枚はこれ。季節外れのタンポポを見つけて髪飾りにしたところ。主題が明確な日の丸構図。これ最強。
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帰ってから家族と合流して、焼き鳥屋へ。今回の気づきは、ウイスキーと焼き鳥がとてもよく合うということ。店で飲むとコスパ悪いから山崎のボトルとか家にキープしたいが、あると飲んじゃうからだめだなー。
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おまけ。今年のサンタさんへのリクエストが決まったのでお手紙を書いた。姉妹とも、ヘルメットが欲しいらしい。私はまたスニーカーを所望する所存。しかしサンタは良い子のところにしか来ないらしいので、もらえるかどうかは未定。
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