ご近所探検

近所を探検して地図を作るというZ会の課題をやった。大まかな地図は私が書いておき、そこに子供が各種の情報を書き込んでいく。自分がよく通る道を散策しながら、目印となりそうな店や道路標識や植物などを書き込んでいく。画板を作るという工程から入るのは達成感を高めるためである。全例E-M10にM.Zuiko 25mm F1.8。

障害者用の設備をチェックするという指示もあったので、点字ブロックをチェック。いちおう使い方も分かる範囲で説明しておいた。目をつぶって実際に使ってみるとわかるが、平行線（この方向に進め）と点々（注意せよ）の情報だけで道路の構造を把握するというのは大変なことだ。

道路標識もチェック。登れとは指示していないけど、私へのサービスだろうか。東京だとほとんどの道が駐車禁止なので、これが駐車禁止のマークだってことをすっかり忘れていて、その場で説明できなかった。

ネコちゃんチェック。善意での餌やりがさらに多くの野良猫を呼び寄せて問題になっているとかいないとか。

植物もチェック。桜の次はハナミズキとツツジが街を席巻している。腹ペコなのでツツジの蜜を味見しつつ歩く。レンゲツツジは有毒とかいう話だが、該当種は赤か黄色しかない。街でよく見るオオムラサキツツジは大丈夫。

近くの寺には見事な藤棚があり、よい香りとともにミツバチの群の羽音を堪能した。

住宅街のど真ん中にタケノコが生えているのはちょっと新鮮だった。竹が生えてたらタケノコが生えるのは当然なのだが、探す気持ちがないとなかなか気づかないものだ。

私個人としてはこの手の活動は好きだ。子供が乗ってくるかどうかは制御できないが、幸いにして彼女はかなり前向きに取り組んでくれて、実りある活動になった。

地図の説明で困るのが、方角の話をすると、「北って上のこと？」などと言われることだ。というか、地球が丸いってことをまだ理解していない節があり、その状態で北とか南とか説明するのが難しい。太陽が登る方向が東、そっちを向いて左が北とかかな。でも世界が平面だったらどうやって太陽は登るんだ。

おまけ。遮蔽訓練用のアイパッチを、肌に貼る使い捨てテープ方式から、眼鏡につける布方式に変えてみた。夏になると肌に貼る方式だと蒸れるので嫌がることが多いが、これなら少しはマシな感じ。何度も使えるからコスパもいいし。

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