豪鬼メモ

一瞬千撃

2025-04-01から1ヶ月間の記事一覧

画像処理でもカラーマネジメントを真面目にやろう

リサイズや露出補正などの簡単な画像処理を行う場合でも、ちゃんとカラーマネジメントをしよう。そうしないと色が壊れてしまう。そのためにはICCプロファイルを適切に使う必要があるのだが、その正しい方法は意外に知られていない。私も今まで何となくやって…

かすみ除去と明瞭度とテクスチャの実装

Lightroomの大人気機能である「かすみ除去」「明瞭度」「テクスチャ」もどきをOpenCVで実装し、写真現像&加工パイプラインitb_stack.pyから呼び出せるようにした。その理論と実装を解説する。

トーンカーブとシャープネスのアルゴリズム

写真の加工で最も基本的な「トーンカーブ」と「シャープネス」のアルゴリズムについて解説する。自分で実装してみたおかげで、Lightroomの同等の機能がどう実装されているかに当てが付くようになった。

RAW現像の哲学と手法

RAW現像パイプラインを自分で書いてみたわけだが、その中で気づいたことや躓いたことについてここにメモしておこう。おそらく同じことを考えている人の役に立つだろう。

rawpyによるRAW現像と自動露出と色ノイズ除去の手法

画像処理コマンドitb_stack.pyにRAW現像機能を加えた話。DCRawのラッパーであるLibRawのラッパーであるrawpyを使って実現している。商用の現像ソフトを使わなくても簡単にRAW現像ができるようになった。また、RAW現像につきものの色ノイズ問題に真面目に取り…

顔認識によるポートレートモードとホワイトバランスと自動露出補正

物語は、この定番の写真から始まる。みんな大好きLena Forsénのピンナップだ。当然ながらOpenCVの顔認識はうまく働く。 本稿では、OpenCVの顔認識を行う方法について述べる。そして、その結果を使って人物を対象としたポートレートモードの前景保護を行う方…

ChatGPTと話し合ってポートレートモードを作った

ChatGPTと壁打ちして、スマホにあるボケ強調機能であるポートレートモードをOpenCVで実装してみた。エッジをほとんど滲ませないで既にぼけている部分だけをぼかすためのEdge-Contained Pyramid Blurという新規手法を考案し、実装した。画像認識や空間認識の…