豪鬼メモ

一瞬千撃

写真の仕上げに露出値を反映してみる

撮影データのEXIFタグに残る露出値を元に写真の輝度を調整する方法について再度検討してみた。デモサイトでも実装されているので、任意のJPEGTIFFやraw形式の画像をアップロードしてみていてだきたい。露出値を見てうまいこと画像を調整してくれる。
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レンズプロファイルによる倍率色収差と歪曲収差の自動補正

RAW現像時にレンズプロファイルを参照して倍率色収差と歪曲収差を補正できる仕組みを実装してみた。そういったデジタル補正をやるのとやらないのとでは出来上がった画像のスッキリ感が全く違う。
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擬似HDR現像

Web現像ツールgenzo.cgiがさらにパワーアップ。擬似HDR現像ができるようになった。1枚のRAWデータから、露出を変えた撮影を模した3枚の画像を現像を現像し、それを合成して仕上げる。すると、あら不思議、連写合成したHDR写真みたいな鮮やかで見やすい画像が出てくる。
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ペア別生活

ここのところ技術ネタばかり書いていたので、生活のことも書こう。でないと、おばあちゃんが心配してしまう。妻が上の子を連れて帰省していたので、しばらく下の子だけと生活する期間があった。それはそれで結構楽しくて、父子の絆が強まってよかった。公園でブレイブボードをしたり、夕方は銭湯に行ったり。
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写真の統計値と自動補正アルゴリズムの改善

raw現像と自動補正のサービスgenzo.cgiをちょっと改良した。以前の記事で述べた、「平均輝度が35%以上になるまで20%を変曲点としたシグモイド補正をかけ続ける」という方法だと、7割くらいはうまくいくが、3割くらいイマイチなのが残っていた。輝度とコントラストが足りなくて暗い画像や、それらを上げすぎて飛び気味になった画像が出てきてしまうことがある。それを改善するにはどうすればいいか考えてみた。
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raw現像と自動補正のサービス genzo.cgi

各種のraw画像をアップロードすると、それを自動的に現像した上で輝度を補正して見栄えの良いJPEGファイルが出力されるサービスを作ってみた。まずはこちらのデモサイトにアクセスされたい。画像アップロード用のフォームが表示されるので、適当なraw画像のファイルを選んで「Develop」ボタンを押すと、現像結果が得られる。
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スケール対数曲線をトーンカーブとする画像補正

画像の明るさを変える際にトーンカーブを与えるのは一般的だが、GUIを使わない自動化を前提としたImageMagickなどのツールを使う場合には、トーンカーブの曲線を数式として与えねばならない。よく使われるガンマ補正だが、もうちょい使いやすい曲線はないのかと思っていた。最近のお気に入りは、スケール対数曲線である。それについてのメモ。
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