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豪鬼メモ

一瞬千撃

したのやばし公園

私は緑道が好きなので、子供らを自転車に乗せて当てもなく緑道を散策することがある。道中では緑道について話すので、上の子はそれなりに詳しくなってきた。「緑道の下には何がある?」と子に聞くと、「川」と答える。「東京の川はどうなってる?」と聞くと、「汚いから緑道になってる」と答える。「坂を下って行くと何があるの?」と聞くと、「緑道がある」と答える。そう、坂の下には水が集まるので 、あるいは水が流れると地面が削られて低くなるので、坂を下って行くと川があることが多いわけだが、東京ではその代わりに緑道がある。そして緑道を走っている限りはほとんど平坦なので楽である。その名の通り草木や花々のある道なので気持ちいいし、周囲より低くなっていてしかも住宅に挟まれていることが多いので、東京特有の騒音から逃れることができる。地下の暗渠化河川にはおぞましい汚水が流れているという事実と、地上ののどかな風景の対照がまた面白い。

さて、246から目黒川緑道を通って支流の烏山川緑道を進んで行くと、三軒茶屋の裏手の太子堂あたりで、下の子が変な公園を発見した。長細く狭い公園なのだが、なぜか子供用の乗り物が大量に打ち捨てられている公園。したのやばし公園というらしい。今回は全例をE-M10とM.Zuiko 25mm F1.8で撮影。
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この話を上の子にしたところ、やたら行きたがったので、後日連れて行った。到着するなり、目を輝かせて、半ばガラクタの乗り物を物色し始める子供ら。
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ほぼ完全に稼働するキックボードを発見して、大喜びで乗りまくる。
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息抜きに、遊具やおままごと道具でも遊べる。
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自転車も、ちゃんと稼働するのがいくつかあった。
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いつのまにか、姉妹でレースを始めた。ルールをきちんと決めるとそれなりに盛り上がる。
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いつもは力と技で妹をねじ伏せて泣かす姉だが、今回はコースが狭かったので小回りの利く妹に敗北。なんかよくわからない言い訳をしたあげく、「レースなんて嫌い」とか言ってたのがちょっと面白かった。
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備え付けの道具や遊具を試したあとは、だんだんリスキーな遊びを考え出すのが子供というものである。これは飽き始めたサインでもあるので、ここらで次の公園に行くのが吉だ。
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ともかく、狭くて小汚い公園だが、近隣の子供たちが入れ替わり立ち代り現れたり、お爺さんお婆さんの憩いの場になっていたりして、なんだかいい感じなのである。しかし、誰がこの乗り物を持ち込んで放置しているのだろうか。壊れたものが多数あることを考えると、地元のボランティアが管理している感じではなく、本当に放置されているっぽい。赤信号みんなで渡れば怖くない的な集団心理が働いて放置物が放置物を呼ぶ構図なのだろうか。実に興味深い。
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ところで、最近の悩みは、ピントが合わないことである。というか、撮り慣れてくると、ピントが微妙にずれている写真に対する減点法的な見方が強くなってしまい、なんだかなぁと。ちょっとピントがずれていたって、雰囲気が伝わればそれでいいはずなのに、なんか気になってしまう。動く子供をMFで追うのは無理なので、AFに頼るしかないのだが、動かれると失敗率が高い。これはカメラのせいかと思うこともあるが、数年前にスタジオでプロにEOS 5D2とかで撮ってもらった写真も今見ると微妙にピンボケしているのがあると感じてしまうわけで、たぶん神経症的な領域なのだ。気にするなと。でもそうは言ってもガチピン写真の気持ち良さを味わいたい。うーん。E-M10マーク2にあるというフォーカスブラケット機能とか使うと幸せになれるのかなぁ。