豪鬼メモ

一瞬千撃

生田緑地と藤子F不二雄ミュージアム

子供達が最近よくドラえもんの話をしてくる。児童館で原作の単行本を借りて読んだり、ドラえもんを題材とした漢字の教材に取り組んだりしているためだ。これはよい機会と思い、藤子F不二雄ミュージアムに連れ出してみた。
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藤子F不二雄ミュージアムは完全予約制なのだが、最近は数日前とかでも取れるようになってきているっぽい。とはいえさすがに3日前では15時入館分とかしか取れなかったので、昼間は生田緑地で遊ぶことにした。生田緑地の敷地は広くて探検気分で散策できて楽しい。初めてきたが、目黒からも1時間弱で着くので、なかなか良いなここ。
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食の祭典という催しをやっていたので、そこで出店の買い食いをしたり、各種のショーを見たりした。yucatさんという歌手がやたら歌が上手くて、たまたま訪れた無料イベントなのに得した気分というか何というか。
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D51があった。世田谷公園のは毎週のように見ているので、なんか親近感がある。他にも、宙と緑の科学館と岡本太郎美術館と日本民家園があるので、特にイベントがなくても半日は楽しめそうだ。
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山(というか丘)の頂きに展望台もあった。都心の方も眺望できるので、三軒茶屋キャロットタワーや中目黒のアトラスタワーを探す勝負がなかなか盛り上がった。あとはその付近の遊具で遊んだり探検したりしながら過ごした。
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生田緑地から20分ほど歩くと藤子F不二雄ミュージアムに着く。
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ここはテーマパークではなく美術館なので、どちらかというと小さい子供向けではなく、大人と分別のある子供向けと言っていいだろう。主な展示物は、藤子F不二雄先生の生原稿なのだ。漫画を芸術として捉えてその製作過程に思いをはせる分別が求められる。なので、ドラえもんで育った子供が大人になった私はもちろんドンピシャで楽しめた一方、下の子は生原稿の貴重さなど理解するはずもなく、退屈そうにしていた。上の子はそこそこ理解して一連の展示を見ていた。生原稿を見てからコミックの閲覧コーナーで最終成果物を堪能するとまた違った感動があった。
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子供向けのアトラクションとして各種キャラクターのオブジェと写真を撮ったり、カフェで暗記パンなどのキャラものを食べることもできる。あくまでそれらはオマケ的な位置付けだけれども。
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少なくとも上の子はドラえもん以外の藤子作品にも興味を持ってくれたみたいなので、ショップに寄って「21エモン」と「エスパー魔美」と「TPぼん」を買って帰った。館内では「21エモンって何?パチモン?www」みたいな発言をするカップルを見かけたのだが、我が子はそうならないようにちゃんと押さえておかねば。ところで、家にはすでにエスパー魔美の2巻までとキテレツ大百科の全巻がある。これを機に個人的にオススメのエスパー魔美の残りとTPぼんを追加しておいて、さてどんな大人が育つのか見てみようではないか。