ハワイの思い出

年末年始はハワイで過ごしてきた。ハワイ旅行なんてのは、欽ちゃんの仮装大賞で優勝したくらいでないと行けない夢のような話と子供の頃は思っていた。しかし、大人になると意外に行けるもので、今回で3回目だ。出張で貯めたマイルのおかげなんだけど。

せっかくのハワイ旅行なので、これを機にカメラを新調することも考えたが、結局買っていない。今すぐ欲しいカメラがないのもあるが、この旅行は異常に金がかかるからだ。食費は東京の2.5倍くらいかかる感じだし、ホテルやらレンタカーやら各種施設の利用料やらでバンバンと金が飛んでいく。事あるごとにチップ20%も取られるし。てことで例によって壊れかけのE-M10にM.Zuiko 25mmとM.Zuiko 45mmとLeica Summilux 15mmとBCL0915をつけて頑張る感じに。こんなんでまだ現役。ここまで使い込んでもセンサーにゴミが付着する問題が一度も起きていないのはさすがオリ。

妻の懸命なリサーチのおかげで、ホテルはワイキキビーチの近くのそこそこコスパの良いところが確保できた。ビーチが見えない位置にある方が安くなる傾向にあるので、新婚旅行でオーシャンビュー必須とかいう気概でもない限りはそちらの方が良さげ。また、いわゆるコンドミニアムタイプだと、食材を買ってそこで調理することで外食費を浮かせたりもできる。

ホテルからビーチまでは徒歩3分くらいなので、初日からビーチで泳いだ。ホリデーシーズンなので、さすがに混んでいたが、やっぱりこのリゾート感のある雰囲気は良い。

Wet and Wildというプールの遊園地に行った。ここは子供達が最も楽しみにしていた場所だ。前回は彼女らは小さすぎてスライダーに乗れなかったが、今回はいろいろ乗ることができて満喫できたようだ。波のプールの波が強力で楽しかった。

ワイアナエでドルフィンウォッチングとスノーケリングをした。イルカは速すぎて写真に撮るのが難しい。

海賊船に乗り込んで見習い海賊になった。船の上で宝探しをしたり、決闘したり、近くの船に勝手に横付けして水鉄砲を撃ちまくったり。

レンタカーで島を巡り、ハレイワやらカイルアやらの各地のビーチで泳いだり砂遊びをしたり、牧場で馬に触ったり。

どのビーチも美しくて楽しめたが、ハナウマ湾でのスノーケリングが特によかった。ほんの少し沖まで行くと、ものすごい大群の魚と一緒に泳げる。

ダイヤモンドヘッド。高いところが好きなので、ここは本当に楽しい。頂上で雨に振られたが、すぐに止んで、その後に素晴らしい虹が見られた。

というかこの旅では虹を数えきれないくらい見た。さすが虹の国だ。こんな完璧な二重虹が出るのも、ここでは別に珍しくない。

女三人が最も楽しんでいたのはショッピングのようだ。といっても、TargetやらWholefoodsやら各地のショッピングセンターで日用品や普段着を買い込むだけだが。

年越しは、ワイキキビーチでカウントダウンをして、花火を見た。ビーチ沿いの通りはハロウィンの渋谷みたいになっていて面白かった。勝手に打ち上げ花火を上げる連中が近年問題になっているらしく、実際、ものすごい低空で炸裂していて驚いた。

今回の旅のハイライトは、ウルフギャングズステーキハウスだ。熟成肉にかじりつくのにやたら盛り上がっていたら、なんと創業者のWolfgang Zwiener氏が挨拶しに来てくれた。Steve Jobsに会えたくらい嬉しい。

あっという間の旅であったが、楽しみすぎて、仕事のやり方など全て忘れてしまった。次にデュークカハナモクが呼んでくれるのはいつになることやら。出張頑張ろう。

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