豪鬼メモ

一瞬千撃

虹の下水道館

日曜は、朝から映画館に行き、アナ雪2を見た。続編にありがちな、後付け設定の説明に終始する流れではあったが、さすがにディズニーだけあって、大人も子供も楽しめる脚本と演出になっていた。絵が動くことの楽しさというディズニーの原点がちゃんと表現されていた。困難な事にも自分が今できることをやって挑んでいくべしというメッセージも分かりやすくてよい。写真を撮り忘れたので、初編の公開時のものを。この頃は彼女もありのままで素直だった。
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お台場の虹の下水道館へ。東京都水道局の有明水再生センターの一画が体験型の資料館として公開されているものだ。すぐ近くにある同じく東京都水道局の有明給水所が水の科学館として公開されているのだが、それに比べるといまいち知名度が高くないような気がする。事実、水の科学館には私は5回くらい行っているが、こちらは初めてだ。
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今回やたら画質が悪いのは娘のIXY 650を使っているからなのだが、まあそんなことはどうでもいい。こちらの売りは、お仕事体験ができることだ。仕事を選ぶと、それぞれにコーチがついて、仕事の流れを体験しながら学ぶことができる。制服に着替えるのとか、まさにキッザニアのノリだ。まずは下水道の構造についてレクチャーがあり、それからそれぞれの仕事に入る。
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上水道網に比べて下水道網のことが話題になる頻度は低いが、その重要性は上水道網や電力網に比べても遜色ない。公衆衛生と治水の要なのだ。ところで、道端の排水溝でよく見られるこの「合流」という表示が何かやっとわかった。複数の排水溝が合流しているのではなく、この位置で汚水管と雨水管が合流しているということらしい。
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実際に高圧洗浄機を使って下水管の掃除をする。排水溝は油が固まって成長して鍾乳石のようになった「オイルボール」で詰まってしまうことがあるそうで、そうならないように掃除が必要なのだとか。もちろんここでは汚れはダミーのものだが、高圧洗浄機は本物なので、うまくやらないとずぶ濡れになってしまう。
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微生物で汚水を浄化する設備の微生物を観察する体験もした。本物の顕微鏡で本物の微生物を観察することができる。微生物といっても種類がたくさんあり、デンドロビウム的な長ったらしい微生物の名前をいっぱいノートに取って、形や様子をスケッチしていた。
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仕事が終わると、学んだことを親や友達に発表する。ちゃんと学んだことがあるようで、親としても嬉しい。
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あと、このミニシアターコーナーがなかなか良い。いくつかの作品の中から選んで視聴できるのだが、普通に作品として面白い。特に、温水洋一が出てくるトーキョーマンホールストーリーというのがほっこりできて良かった。その他の俳優の演技や全体的な演出もかなりよく出来ていて感心した。
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そんなわけで、虹の下水道館はおすすめできる。楽しいし、賢くなるし、しかも無料。お台場に行った際には、水の科学館とセットでいけばそれだけで一日遊べる。ちなみに今回も水の科学館にも行った。4年前と比べるとだいぶ成長していて頼もしい。心がスレきているのが寂しいが。
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妻と下の子が旅に出ている間、またも私が上の子をもてなす流れになっている。話は前後するが、土曜はいつも通りポニー教室に連れていくなどした。そろそろ倒立はマスターしてほしいところだ。
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