豪鬼メモ

一瞬千撃

淡路・大阪の旅 2日目

休暇村にて日の出前に起床し、朝風呂に入った。よく晴れて観光日和になりそうな予感。客室からの眺めも良いし、大浴場からは鳴門大橋も見えるし、飯もうまいしで、この宿はかなり良かった。休暇村は人気がありすぎて予約が取りにくいのが難点だが。
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この日は鳴門の渦潮を見せるという以外は何も決めていなかった。渦潮は満潮ちょい過ぎの午後2時半に出やすいという情報だったので、その時点で鳴門海峡に居るというが前提である。それまでの時間をどうするかだが、淡路モンキーセンターに行くことにした。
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ニホンザルと触れ合える施設は日本各地にあるが、ここは今まで行った中で最高だ。淡路島の猿は序列意識が弱めで穏やかな性格らしい。人に対しても警戒心が強くなく、小猿は普通にこちらと遊びたそうに寄ってくるし、私の足や肩にしがみついたりもしてきた。猿が生活している中にこちらが遊びに行くという感じ。
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他の施設と同様に檻の中から餌やりもできる。その際にも、目の色を変えて凶暴に近づいてくる感じでもなく、穏やかに寄ってくる。あんまり飢えさせない飼い方なのか、そもそもの気性なのか。
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興味深かったのは、猿の群れに鹿が混じっていたことだ。猿の間で鹿は何をやっているかというと、猿がしたウンコをすかさず食べるのだ。そのおかげで園内にウンコがあんまり落ちていない。うまい仕組みだ。
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それから洲本城に向かった。洲本市の秘密という漫画本に出ていたので知っていたのだが、この城はあんまり有名でない割にはなかなか立派な石垣が残っていて、上からの眺めもとても良い。洲本に住みたくなった。
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ここでも、娘と私のどちらが良い写真を撮れるかという勝負をした。今までだと「お父さんはカメラいじってばかり」と叱られるだけだったが、撮影大会という建てつけにするといろいろ自由にできていい。撮る方の苦労がわかってもらえたのか、ポーズをお願いした時にもすんなりやってくれるようになってきた。特に順光逆光の概念を理解したことで、「逆光の時にはほんの少しだけ太陽の方向に体と顔をを向けてもらえると、表情が見えやすいよ」とかのお願いが通るようになったのが嬉しい。
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時間になったので鳴門海峡に向かう。淡路島側にある道の駅うずしおに行ったのだが、それは間違いであった。こっち側からは渦潮は見えないのだ。ただ、淡路牛と淡路島産玉ねぎを使った淡路オニオンバーガーとやらが有名だそうで、それはかなりうまかった。あと、売店内に試食コーナーが30個もあるそうで、試食大好きっ子にはとても楽しめる場所だった。
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無駄に高速道路を乗り降りするのは痛いが、急いで対岸の四国に渡った。何気に私の人生で四国は初上陸だ。主要四島制覇に40年以上かかっていることに。一方で娘は10歳にして達成。恵まれている。
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四国側からは遊覧船も出ているし、渦の道という有料の遊歩道で橋の上から渦潮を眺めることもできる。船だと滞在時間が限られるので、ゆっくり見られる渦の道を選択した。橋の上からガラス張りの海を眺めることができ、なかなかスリルがあって良い。
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しかし、この日は大潮で渦潮は出やすかったはずなのだが、どうにもどれが渦なのか判然としない。見方によっては微妙に渦巻いているとも言えるかなといった程度。水洗トイレを流した時のような激しい渦を期待していたのだが、そういう感じではないっぽい。「鳴門の渦潮はあんまりはっきりと出ない」ひいては「広告と現実は違う」ということが娘の社会勉強にはなって良かったかな。
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宿のある大阪方面に向かうついでに、兵庫県淡路島公園に寄ってみた。ここは高速道路のSAの駐車場からそのまま行ける。クレヨンしんちゃんやらナルトやらをテーマにしたアトラクションが目玉のだが、それらは値段が高かったし時間も押していたのでパス。無料の公園部分だけで遊んだのだが、そこのローラースライダーがなかなか良かった。一般的にローラースライダーは安全のためとかで速度が出ないように作られているのだが、ここのはめちゃ早い。
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大阪についたらもうとっぷり日も暮れていたが、道頓堀で食べ歩きをした。定番のわなかのたこ焼きとか、551の豚まんとか。
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こちらも定番のグリコ看板でポーズ。出力が制御できない内蔵フラッシュを炊く場合、絞ってF8以上にすると背景の光量とのバランスが取れて良さげ。
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