夏休みをとって、北海道に旅行してきた。これは羊ヶ丘展望台のクラーク博士。少女たちも大志を抱いてほしい。全例E-M10 + M.Zuiko 25mm / Leica Summilux 15mm / BCL0980。
札幌市内に宿泊したが、とても心地の良い街だった。空気もいいし、商店街もデパートも何でもあるし、道は碁盤の目でわかりやすいし、中央通り公園は気持ちいいし、ゴミも散らかっていないし、浮浪者もいないし、そして何より涼しい。
札幌の時計塔。日本三大がっかりと言われているのはその写真映えのしなさから来ていると思うが、歴史遺産としてはかなり価値があるので、ぜひ中の資料館に入って説明員の話を聞いてみてほしい。
テレビ塔。札幌市内が一望できて気持ちが良い。東京タワーや名古屋テレビ塔などと設計者は一緒らしい。
富良野のラベンダーファーム。中国人が多くて驚いた。広大な土地なら中国にこそありそうなので、なぜわざわざ北海道に来るのか不思議に思った。ラベンダーをがっつり画面に入れるとだいたいホワイトバランスが狂うので、プリセットに設定するかRAWで撮るのが望ましい。
美瑛の牧場、美瑛放牧酪農場にも行ってきた。広い。そしてソフトクリームと低温殺菌牛乳がやたらうまかった。私は基本的に牛乳がだめなのだが、それでも美味く感じた。
小樽の運河。ただの運河なので通り過ぎるだけだとあまり面白くないが、クルーズ船に乗って説明を聞くとその歴史的重要さがわかって興味が出てくる。
小樽水族館。北海道ならではの魚が見られる。併設の海獣公園ではショーが次々見られるのが良い。また、オヒョウというやたらでかいカレイが泳いでいる水槽がとても良かった。
モエレ沼公園。公園全体がイサム・ノグチの作品だそうな。噴水が圧巻だし、丘が宗教画にでてきそうな壮大さ。写真じゃ伝わらないが、とにかく広くて気持ちがいい。丘のてっぺんにいくと涼しい風が吹いてきて、札幌市内なのに北海道感を満喫できる。
旭川まで車をぶっとばして、旭山動物園に。動物の種類では他の大きな動物園には敵わないが、手作り感のある動物園で、展示方法や説明のパネルなどが工夫されていて楽しい。動物に興味を持ってじっくり見てもらおうという姿勢がひしひしと伝わってくる。カバとペンギンが特に面白かった。
食も充実していた。海鮮丼やら寿司やらジンギスカンやらを食いまくり、各種のソフトクリームを食いまくり、ちと体重を増やして帰ってくることに。
初めて行く土地では典型的な観光地を回る主義なので、結果的にサザエさんのオープニングを作っているような気分になるが、それがまたよいのだ。サザエさんを見ると二度美味しい。
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