通勤途中に通りかかるので暇つぶしに目黒川の桜を撮っている。今日は生憎の小雨模様だったが、魚眼レンズ付きレンズキャップBCL0980がかなり桜撮りに使えるということを発見した。この場所の特徴である、「天蓋の如く川の上を覆う花枝」を表現するのに、換算18mm画角の魚眼レンズというのはうってつけだ。高さを表現するには少しでも下から撮った方がいいので、地面に這いつくばって橋の欄干の隙間から腕を突き出して撮っている。
このシーンでは逆に、橋の下まで枝が伸びているという事実を強調したいので、頭上にカメラを掲げてやや下向きに撮っている。桜の枝が川を抱きかかえようとしているように見えて気に入っている。晴れてたらもうちょうい印象的になってたかな。
これは、アトラスタワーの高さを表現するために、デフィッシュ加工したもの。桜の色って、同じソメイヨシノでも、光の加減と咲き加減によって全く変わってしまうのがまた面白い。
余談だが、我が子のマイブームは桜の花を拾っては草笛の如く吹き鳴らすことらしい。どこで覚えて来たんだか。
広角だけでも単調になるので、真逆の中望遠MZ45も持ち出してみた。でも、やっぱ桜や提灯をアップで撮ってもそんなに面白くない。ビルや丘に登ったりして遠くから撮った方がよさげだが、通勤途中にそこまでやる時間はない。
夜桜はこんな感じ。春なのに雪を思い出させる木々が見事なのだが、それを写真で表現するのはなかなか難しい。そして、出来上がったサラリーマンやイチャつくカップルの群を掻き分けて歩くのがだるい。夜だとF8固定のBCL0980は辛いので、MZ45のみ。
それにしてもBCL0980、8000円代で買えるアクセサリーの割にはよく写る。25000円くらいのMZ45もそうだけど、やっぱ安くてよく写るレンズがあるのがM43システムの美点だろう。「好きなカメラ買っていい券」でEマウントに移ろうかとも思ったが、予算内の最大幸福を追求するとやっぱE-M5かE-M10の後継機を待つのが上策かなと。
OLYMPUS ミラーレス一眼 9mm f8 フィッシュアイ ボディキャップレンズ ブラック BCL-0980 BLK
- 出版社/メーカー: オリンパス
- 発売日: 2014/02/28
- メディア: Camera
- この商品を含むブログ (8件) を見る
OLYMPUS 単焦点レンズ M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8 ブラック
- 出版社/メーカー: オリンパス
- 発売日: 2013/06/14
- メディア: Camera
- この商品を含むブログを見る
- 出版社/メーカー: オリンパス
- 発売日: 2015/02/20
- メディア: Camera
- この商品を含むブログを見る