1年前からマイルの特典航空券を予約するという妻の努力により、今年の冬休みはバリ島9泊10日旅行に行くことができた。楽園じゃー。
初インドネシアで、初ガルーダ航空。CAも機内食もかなり良く、日系航空会社の快適さに迫るものだった。子達の機嫌も上々。MZ25、MZ17。
前半は、ウブトという村に滞在した。ここは古い遺跡や寺院や農村の風景が見られるところで、バリの文化を垣間見るには最適とのこと。これはウブドの王宮跡。MZ17。
王宮近くの市場では土産物屋がずらりと並んでいた。浅草の仲見世みたいなもんで、珍妙なガラクタや冷静に考えるとここで買う必要が全くないものが観光客向けの高価格で売っているだけなんだけども。MZ17、BCL0980。
市場の中で、猫が鼠を捕らえた瞬間を初めて見た。猫も獣なんだなぁ。MZ45。
この市場を朝訪れてみると、地元民向けの朝市が行われていた。この活気を見ている方がずっと面白い。MZ45。
中心部をちょっと外れると、のどかな田園風景が広がっている。ちょっとした探検気分でお散歩。田んぼにはアヒルの群れがいることが多い。虫を食べてくれるので重宝されているらしい。MZ17、MZ45。
夜になってケチャを見た。ケチャケチャとひたすら吟じる半裸のオッサン達の輪の中で美女や戦士がゆらゆら踊る、とってもユニークな演劇。生で見ると迫力が凄い。夢の中に入り込んだような臨場感。1時間半の公演だったが、子達も集中力を切らさずに見ることができた。これはバリに来たら絶対に見たほうがいい。MZ25、MZ45。
飯はいろんなところで食べたけど、バリ料理はエスニック料理好きの私や妻の嗜好によく合っていた。子供に何を食べさせるかに悩むのだけども。名物は、豚のスペアリブとアヒルの丸焼き。あと、ナシゴレンは言うまでもなく、ナシチャンプルなる定食もうまい。それにしても、田園で見かけたアヒルがこうして食卓に乗ってくると無常を感じる。MZ25、MZ17。
猿の楽園モンキーフォレスト。食べ物を持っていると猿が乗ってくるのが面白い。というか、食べ物を持ってなくても勝手に乗ってきて鞄を開けようとしたり、娘の帽子をとってヘアゴムを毟りとって逃げていくなど、ハプニングを楽しむスポット。BCL0980、MZ45、MZ25。
日本語話者ガイド付きのカーチャーターを頼んで周辺地域を観光した。まずはゴアガジャ遺跡。近世になってオランダ人に再発見されるまで打ち捨てられていたとか。MZ17、BCL0980。
ティルタエンプル寺院。世界遺産らしい。ヒンドゥー教の沐浴の人々で賑わっていた。MZ17。
キンタマーニ高原。雨季なので雨に見舞われてしまったが、雄々しい名前にふさわしい迫力のある風景だった。MZ17、BCL0980。
ウブドでのホテルはKajaneというところにした。プール等の設備も快適だし、庭も美しいし、スタッフもめちゃ親切だし、素晴らしいホテルだった。ウブド市内ならどこでも車で無料送迎してくれるので、散歩の目的地に向かうのとかSIMカードを買うのとか飯食いに行くのとかにめちゃ便利だった。BCL0980、MZ17。
バリ島は物価が日本より安いので、ホテルや食事で贅沢しても比較的財布にやさしい。観光地なら英語も通じるし、治安も比較的いいらしい。なにより、人々のホスピタリティが素晴らしい。ハワイに匹敵する快適で贅沢な旅を半分くらいの出費で経験できるという素晴らしいところだ。なんだかいい写真もいっぱい撮れたし、いい旅だったなぁ。やはり軽量かつ安価なE-M10は旅のお供に最強だと再認識。そして、こうして振り返ってみると、レンズキャップであるところのBCL0980が普通に戦力になっているのに気づく。このコンビだとリコーGRばりに小さくなるのがいい。
ここまで書いて、全旅程の半分くらい。やたら長くなったので、次回に続こう。
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