子達を園に送っていく際にパンケーキズームM.Zuiko 14-42mm F3.5-5.6 EZを持ち出してみた。まあ、小さいしズームだし便利なんだけど、やっぱりなんか写りがイマイチなんだよなぁ。
で、M.Zuiko 17mm F1.8。やっぱいいわけですよ。色もいいし、画角も使い易いわけですよ。
さらに、M.Zuiko 25mm F1.8。さらにいいわけですよ。自分の感覚ではちょっと狭いし、失敗率は上がるけど。
とどめに、M.Zuiko 45mm F1.8。もっといいわけですよ。狭すぎて使いにくいけど。広島のランスのような。
単焦点の解像度がズームレンズより高いのはもちろん解像感に貢献している。その上で、単焦点の浅い被写界深度によって主要被写体に視線が誘導されるのが大きい気がする。ピントが合って解像した部分とそれ以外のぼけた部分の対比で、解像部分がより引き立つという月並みな感想。あとやっぱズームレンズは倍率色収差が気になる。
レンズの「色乗り」って概念には懐疑的な俺であるが、単焦点の方がなんか色がいいような気がするんだよねぇ。でも所詮は透明のガラスなんで、透過スペクトルに多少の偏りがあるにしても、視認できるほど色が変わるってのにはなんか納得できない自分がいる。カメラ側のセンサーや現像エンジンによるホワイトバランス調整やその他の画像処理による影響が圧倒的で、レンズによる発色への影響は語るほどのものなのだろうか。内部反射によるコントラスト低下がどの作例でも起きているってのも考えづらい。でも、なんか、単焦点の作例の方が色が良い気がしてしまう。なんでだ。