英単語の意味を知っているかどうか聞くことで語彙力を測定する診断サービスについて前回述べた。今回は、逆方向の質問を実装した。すなわち、日本語の意味を提示して、それに該当する英語の単語または熟語を選んでもらうというものだ。どちらの方が語彙力を測るのに向いているだろうか。まずは実際の和英方向の診断サービスを使ってみて欲しい。
レベル別の英単語リストの自動生成
レベル別の単語集を自動生成するという目標を持って、今までいろんなデータを集めてきた。必要なデータは全て揃っているが、レベル別の単語集という体裁に整える前に、辞書内の単語を重要順に並び替えて表示する機能を作ってみた。だいたい直感に合う結果になったのではないかと思っている。
続きを読む英単語の獲得年齢の分析
英単語の獲得年齢の統計値を辞書に統合してみた。データがない語に関しては関連語から推定することで、主要な語のほとんどをカバーすることができた。このデータを使うと、実力別の英単語集や実力診断テストなどを自動生成することができるようになる。
続きを読む和英辞書の語義正規化と伝搬による再現率向上
WordNetとWiktionaryから作った統合英和辞書を転置して和英辞書を作る際に、訳語を正規化するとともに、関連語の訳語を伝搬して、再現率を高めようという話。公開運用サイトはこちらなので、使ってみていただきたい。これで再現率に関しては英辞郎に匹敵するようになったかな。