伊豆諸島最南端の八丈島に3泊4日で行ってきた。羽田から55分のフライトで行ける都内の南国。離島と言うには開発されていて、リゾート地と言うには高級感がないという中途半端な位置づけかもしれないが、海も山も楽しめる素敵な場所であった。BCL0980。
伊豆諸島の中で八丈島と青ヶ島だけが黒潮の南に位置するそうで、水温が高めで海水浴にうってつけらしい。私たちが行った時には台風の影響で波が高かったけども、天気はよかったので、存分に海を楽しむことができた。初日に行った底土という海水浴場は岩で囲まれて波がほとんど来ない場所があるので、子供も安心して遊ばせることができた。MZ17、MZ45。
島の南側にある乙千代ヶ浜(おっちょがはま)という海水浴場もとてもよかった。ここは人口の潮溜まりがあるのだが、満潮の際に水が入れ替わるので魚を獲ったりもできて面白い。小さい子でも安心。大人は隣の入江でシュノーケリングもできる。色とりどりの熱帯魚やエイなども見られた。BCL0980、MZ17。
私は幼少の折にここを訪れたことがあるのだが、その時の記憶が蘇ってきた。この子達が泳いでいるまさにその場所で、足がつかないのに兄に突然手を離されてパニックになった記憶が。MZ45、MZ17。
八丈富士という山にも登った。標高850mもあるけど、中腹までは車で行けるので幼児でも登れる。まあ下の子にはちょっとギリギリだったらしく、泣いてくじけそうなところを励まし励ましなんとか登りきった感じだけど。MZ17。
でもその甲斐あって、素晴らしい景色を見せることができた。海から850mまで一気に上がる山なので、360度の展望が素晴らしい。遥かに御蔵島も見える。BCL0980、MZ17
麓の牧場では、牛と戯れたり、眼下に見える飛行場で飛行機の離着陸を上から眺めたりもできる。MZ17、MZ45。
郷土料理もなかなか楽しい。八丈島といえば、クサヤ。私も生まれて初めて食べた。新島のにくらべて匂いが少ないということだが、それでも臭い。正直申し上げると、茶色いアレの匂いそのもの。よほどの食通でも、これが美味いと感じる人は少ないんじゃないか。そして海亀も食べた。こちらもなかなか独特の味だった。あと亀の手という謎の貝類も奇妙な味がした。その他の普通の海鮮は、文句なく美味しかった。特に、島寿司がうまい。白身魚の漬けの寿司で、わさびの代わりに辛子を使っているのが特徴。MZ17。
流人の島ということで、郷土資料館でそのあたりの資料を見るのも面白い。関ヶ原の戦いの副将であった宇喜多秀家が流人の第一号であることは有名だが、その邸宅跡地にも行ってみた。跡地なだけなんで何もなくて子供に文句言われたけども。MZ17。
無料で入れる八丈植物公園もおすすめ。熱帯や亜熱帯の植物の中を探検気分で散策できるほか、ハチジョウカラスアゲハやキョンなどの動物にも出会える。遊具もあって、結構遊べるスポットだ。
八丈島は温泉もたくさんあって、泳ぎ疲れた後に浸かると最高だ。上がった後に夕方の涼しい風に吹かれると、旅を満喫してるなーという感慨が訪れることうけあい。特に断崖から海を見下ろしながら入れる見晴らしの湯がよかった。MZ17。
夜はバーベキューしたり、花火をしたり、光るキノコを見たり、星を見たり。満点の星は久しぶりに見た。じっと見ていると流星もちらほら見えるし。MZ17。
そんなこんなで盛りだくさんの旅だった。帰りの飛行機では、帰りたくなくて上の子がさめざめと泣き出したくらいだ。島にたくさん咲いていたハイビスカスを見るたびに、また旅に行きたくなる。
「帰っても楽しいこといっぱい用意してあるよ」と慰めた手前、残りの夏も盛り上げていかねばなー。
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