目黒川桜まつり

今年も桜の季節がやってきて、目黒川沿いの道は見物人で埋め尽くされている。そして私も今朝せっせとスタンプを集めてきた。全例E-M10にM.Zuiko 25mm F1.8。

桜を撮る構図としては、主に4種類が考えられる。桜で埋め尽くされた構図か、桜をメインにして別のもので引き立たせるか、別のものをメインにして桜で引き立たせるか、パンフォーカスの中に自然に桜があるかだ。

桜で埋め尽くされた構図だが、これは正直あんまり好きじゃない。桜って、寄って撮ってもあんまり美しくない花だし、引いて撮って桜だけだと単調になってまた面白くない。視界が桜で埋め尽くされている状況に居たという記念にはなるが、この国ではその事象は珍しくもなんともないわけで。

桜をメインにして別のもので引き立てるのを試みたのだが、桜が川の上に突き出しているという目黒川の構造だと、かなり難しかった。桜をフレームに入れた状態では、それを引き立てる何かは画面端ギリギリか、対岸にしかないからだ。しかも植え込みと提灯と人混みしか周囲にないし。

別のものをメインにして桜を引き立てるとなると、家族や友人を入れるのが鉄板だが、今回は一人だったので、提灯でお茶を濁す。毎年出てるけど、韓流スターをここで応援している協賛者は一体誰なんだろう。

何が主題か明確にせずにパンフォーカスで撮る。実はこれが好き。桜が綺麗なのはもうわかったから、状況説明的な写真でいいよと。

おまけ1。社食にタダ飯を食いにくる家族。そのついでにロボロボ公園で桜を見て来たらしい。六本木の桜もかなり綺麗。

おまけ2。夕暮れに来てもなかなか綺麗。

おそらく目黒川の桜は今日と明日がピークだろう。散り際の桜は肉眼で見ると綺麗だが、枝ぶりを写真で撮ると赤茶の花床が目立ってあんまり美しくない。あと、もし花見として行くなら、飲食物は別の場所で買って持参するべし。現地ではぼったくり価格の上にやたら並ばないと入手できないので。

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