小金井公園

「明日どこに行きたい」と子供たちに聞くと、たいてい「公園」と答えてくる。親に似て公園が好きなのだ。どの公園がいいかと尋ねると、広い公園、行ったことない公園を要求してくるのだが、自宅から1時間以内でいける広めの公園は行き尽くしている。なので近頃はもっと遠いところにも足を伸ばしていて、先週は下の子を連れて小金井公園に行ってきた。今回はE-M10にM.Zuiko 17mm F1.8の一本で。

中央線の東小金井駅。新宿まで出ちゃえば意外に近い。その割には、駅から出たらなんだか空が広い。私は所沢出身なので、こういった郊外の風景の方が落ち着く。二枚目の左側の柱を見ると、MZ17mmの歪曲収差がよくわかる。現像時に歪曲補正をしているはずだが、それでもまだ曲がっている。完全に補正できるはずなのに敢えてしないのはなぜだろう。

100円バスに乗って公園につくと、期待通り広くて気持ちいい。朝は微妙な天気だったのだが、この後だんだんと晴れてきてラッキーだった。

子供用の遊具がある広場がとても充実していた。ロープコースアスレチックと、ロープウェイと、幅広滑り台と、ローラー滑り台があって、春生さん忙しそう。その春生さんより大回りで走って撮影位置を探すのがなかなか運動になる。

サイクリングコースもある。自転車ブームの当家としては渡りに船。

コスモスの花がたくさん咲いてきて綺麗。ファインダー覗いて写真を撮っていると子供が怒り出すのが厄介だが。

園内にある江戸東京たてもの園もなかなかよい。明治や大正の古い建物を移築したちょっとしたテーマパーク。都民なら大人200円で入れる。三井財閥本家や高橋是清やらの邸宅は旅館みたいですごいなと。

おまけ。家でみかん。これだけM.Zuiko 45mm F1.8。

ということで、小金井公園はとても満足度の高い公園である。そして、初めて訪れる場所には換算35mm画角のMZ17mmが鉄板だなと再認識。おそらく上の子がこれを見ると行きたがるので再訪することになると思うが、その際にはMZ25mmとかを持ってくることで、自分のモチベーションも維持できるというのが、単焦点一本主義の利点のひとつである。

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