風景の前に家族や友人を入れて撮る「行ってきました写真」には換算35mm付近の画角が向いていると何度も書いている。さて、この連休、すでに何度か訪れている場所に行ってきたので、その場合はやはり広角でなく標準画角である換算50mmとかがいいよねという思いを新たにした話。
月曜には、上の子を連れて、はまぎんこども科学宇宙館に再訪してきた。換算34mm画角であるM.Zuiko 17mm F1.8をE-M10につけていった。
ついでに横浜の街を歩いたりもした。レンズとカメラは同じ。
上のどの写真も、どこに行ったか、どの展示を見たかといった状況がちゃんと伝わるし、娘の表情もよく撮れている。だけど、いまひとつ魅力が伝えられていないのはなぜだろう。娘とのデートは結構楽しかった時間なのだが、写真の出来がイマイチで惜しい。
火曜には、下の子を連れて、渋谷と代々木公園を散歩してきた。今度は換算50mm画角であるM.Zuiko 25mm F1.8をE-M10につけていった。
夕方になってもまだ子供に体力が余ってそうだったので、世田谷公園にも行ってみた。レンズとカメラは同じ。
こうして並べてみると、やはり月曜の写真より火曜の写真の方が出来がいい。その違いは何だろう。大前提として、月曜の方が暗いシーンが多かった。室内では暗く、外は曇天だった。一方で火曜はスカッと晴れていた。そして、レンズの違いがある。広角だと何も考えなくても背景が適当に入ってくるわけだが、何度か行った場所だと背景に対する注意力が散漫になるというか、いつもよりもさらにいい加減にシャッターを押すため、結果として写真もダメダメになるのだろう。既往の場所では換算50mmでも同じ傾向はあるのだが、狭い範囲に背景を入れようという努力を要するため、少しは構図を考えてからシャッターを押すため、ちょっとはマシな写真になるのかもしれない。
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