先日、東京ディズニーランドに行ってきたのだが、荷物と気持ちを軽くすべく、E-M10にM.Zuiko 25mm F1.8のみをつけて出かけた。結果、ちと後悔したという話。
マイクロフォーサーズにおける25mmの画角はフルサイズ換算50mm画角であり、すなわち水平画角は40度弱ということになる。そのあたりの話は過去の記事に書いた。水平38.1度はディズニーランドで使うには狭すぎるのだ。
ボディもレンズもコンパクトだと、アトラクション乗車中でも使えて、F1.8の明るさはフラッシュ(禁止されている)なしでも展示物を撮れる。換算50mmだと展示物には画角もちょうどいい。でも、展示物を取りに来たんじゃないよなー。
一方、外に出て家族のスナップを撮ろうとすると、雰囲気がわかる程度の背景を取り込むのが非常に難しい。混んでいるので他人がフレームに入らない位置を確保するのも非常に難しい。
画角が広ければ横から撮って子達の顔を入れられそうなシーンでも、無理なので後ろから取るしかない。
アトラクション内の子達のリアクションを撮ろうにも、狭すぎてよくわからんのしか撮れない。
せめてティーカップなら対面だから撮りやすいかなと思ったが、甘かった。近すぎる。
ちょっと距離をとって撮れるカルーセルでも、二人を入れようとするとちょっと無理がある。
ご機嫌をとってボーズを撮ってくれた貴重なシーンでも、画角がちと足りない。人が多すぎてこれ以上引けない。引いたら前に人が入ってしまうのだ。
素敵なブラスバンド隊も、全員が入らないー。
なんとかそれっぽく撮れた写真も、もう少し広角だったらなぁ感が漂う。
まあそういうわけで、単焦点一本でディズニーランドに行くなら、せめて換算35mm、できれば換算28mmを選びたいところだなと痛感した。じっくりピントを合わせる暇もないので、被写界深度の点でも広角寄りの方が便利だ。自分の場合、明らかにM.Zuiko 17mm F.18を持っていくべきだった。良いズームレンズがあればその方が便利なのは言うまでもない。M.Zuiko 12-40mm f2.8 PROが欲しいぃー。
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