前回の記事で中望遠レンズだとピントがずれがちになるという話を書いたが、じゃあ標準レンズならピントが合いやすいのか。今朝、換算50mm画角であるところのM.Zuiko 25mmを持ちだして撮ってみたところ、やっぱりピントを合わせやすい。顔認識にまかせたりタッチシャッターで目にピントを合わせたりといったお気楽な撮り方でも、瞳がキラリと光る写真が撮れる確率が高い。
ピントを外しがちな中望遠
自転車に乗りたがる下の子を代々木公園に連れて行くことが多い今日このごろである。初めての場所は広角、二回目以降は標準画角、よく行く場所は中望遠ということで、土曜日はM.Zuiko 45mm F1.8を持ちだしてみた。
紫陽花を愛でる。これは子供が静止してくれたのでちゃんとピントを合わせる暇があった。
松屋でテーブルフォト
会社帰りに久しぶりに松屋に入ってみた。独身時代のソウルフードであったが、めっきりご無沙汰していた。カバンにカメラを入れていたことをふと思い出したので丼の写真でも撮ってみることにした。最初にカメラについていたのは魚眼レンズ付きレンズキャップであるBCL0980であった。明らかにテーブルフォトには向かないだろうとは思いつつ、せっかくなので敢行。ピントレバーは最短距離(20cm)に合わせて、あとは目測で近づけてカメラを前後させればOK。ピント中心と思しきところで1枚。その前後で1枚ずつ撮るという人力ピントブラケットをすると、どれか一つはガチピンになる。F8固定なのでISO2500まで上がったが、画質的に不満はない仕上がりになった。決して美味しそうには写っていないが、よほどの空腹でなければ大して美味しいものでもないので真を写しているとも言えよう。
Nexus 5Xで綴るサンフランシスコ
出張でベイエリアに来たついでに、「E-M10とBCL0980で綴るサンフランシスコ」をお届けしようと思っていたのだが、到着早々にE-M10が壊れてしまった。電源を入れた瞬間にシャッター幕が下りて、その3秒後に電源が落ちてしまう。その状態でまた電源を入れ直すと、今度は閉じっぱなしだったシャター幕が上がり、その3秒後に電源が落ちる。メニューボタン等も全く反応しない。電池を抜いて2日間以上放置することで内部メモリをリセットしてから起動しても、やはりダメ。おそらくハードウェア的にいかれたのだろう。しょうがないので、Android携帯電話Nexus 5Xのカメラで撮る。
まだE-M10が生きてた時に撮った滞在先ホテル。このホテルは、モーテルとほとんど同様に何のサービスもない素泊まり同然のくせに、一泊200ドル近く取るというひどいところなのだ。しかしなぜここに泊まるかというと、バス停に近いし、人気がなくて連泊の予約が取りやすいからだ。エリア全体がバブっててまともなホテルはもっと高い。にしても、朝食付きとか言ってるけどロビーにシリアルスタンドが置いてあるだけだし、「高速インターネット」は低速な上にブチブチ切れるし、部屋は暗くて微妙にヘアオイル臭いし、魅力が一つもない。
ちょっとした新生活
朝のジョギングで見かけた世田谷公園の椿が見事だったので撮ってみた。E-M10と、M.Zuiko 25mm F1.8。やっぱこのレンズはいけてますよ。自分は植物に詳しい方では全くなく、むしろこれが椿なのかどうかすら自信がないくらいだ。そこで、椿の画像一覧が見られる便利なサイトがあったので見てみたところ、おそらくオトメツバキなんじゃないかと思う次第。15年くらい前に菖蒲の画像から品種を特定する手法の研究をしている知人がいたのをふと思い出したが、今だとディープラーニングやってみました系のブログ記事一本で済まされちゃったりするのかしら。